詩No.8―忘れたくても忘れられない~1995年1月17日午前5時46分・阪神淡路大震災~

あの時までは 平穏無事で 楽しい日々が 続いてきた 背中に感じた 地響きが 多くの人を 変えてしまった 失ったものが 多すぎた 家 心 そして命 天国だった 場所さえも 一瞬にして 地獄となった 絶望だけしか 見えなくなって 世界を捨てた 人もいた 幸い僕の 知人達は みんな頑張り 生きている 今年もあの日が やって来る 街…